投資を始めたのは2020年。iDeCoを始めたのがきっかけでした。
あの頃の自分は、株なんてギャンブルの一種じゃないか?という偏見すら持っていたと思います。
そんな自分を変えたのが、1冊の本。
**バフェット太郎著『バカでも稼げる「米国株」高配当投資』**です。
読んでみると、あれ?これなら自分にもできそうじゃないか?
「配当金で生活する」という響きに、どこか現実味を感じてしまったんです。

■ 2020年:特定口座で米国株デビュー
投資デビューは2020年。当時はまだ「積み立てNISA口座」だけ開設していて、個別株の取引は特定口座でスタートしました。
選んだ銘柄は、いわゆる「米国株の王道中の王道」。
- エマソン・エレクトリック
- ジョンソン・アンド・ジョンソン
- ホーム・デポ
- マクドナルド
- エクソン・モービル
- マイクロソフト
- コカ・コーラ
初めて届いた配当金の合計額は51.13ドル。
当時は「お、飲み代にはなるな」くらいの感覚。でも、口座に振り込まれた“実弾”を見て、「これは続けよう」と思ったのを覚えています。

■ 2021年:NISA口座に切り替え、本格化
翌2021年、ようやくNISA口座を株式運用用に切り替え。このときから「長期配当投資」という言葉にリアルさが出てきました。
この年に買い増したのは、以下の銘柄:
- ウォルマート
- ベライゾン
- いくつかの米国ETF(VYMやSPYDなど)
そしてこの年の配当金は377.55ドルに到達。
前年の約7倍。まだまだ満足は出来ません。
■ 2022年:着実に積み上がる
2022年は大きな売買は控えつつ、コツコツ買い増しを続けていました。
ETFの比率を少しずつ増やしながら、リスク分散も意識。
この年の配当金は676.85ドル。
年間の携帯代くらいは賄える金額になってきて、「生活を支える感」が出始めた時期でした。
■ 2023年:配当金900ドル超え
前年と同様に、ETFを中心に構成。
暴落相場にビビりつつも、積み立ては止めないという自分ルールを守りました。
結果、配当金は940.24ドル。
もうすぐ大台の「1000ドル」。米国経済すごい!と改めて感じる

■ 2024年:新NISAとともに戦略転換
2024年。新NISAの導入。
これを機に、保有していた特定口座の米国株を一部売却し、ETFメインに再構成。加えて、ついに日本株にも手を出しました。
この年の配当金は以下のとおり:
- 米国株配当金:757.00ドル
- 日本株配当金:29,398円
少し下がった米国株配当は、リバランスの結果。日本株の存在感が出てきた年でもあります。
■ 2025年8月現在の記録
現時点(2025年8月)での配当金記録はこちら:
- 米国株:477.00ドル
- 日本株:38,393円
※ドル円レートを140円換算とすると
→ 米国株配当は約66,780円
→ 日本株と合わせた合計配当金は約105,173円
10万円を超えました。
まだ生活費には足りませんが、“積み重ねた金額”としては感慨深いものがあります。
今までの合計はざっくりこんな感じです。1ドル140円計算です。 配当金は、再投資しています。
米国株配当金合計:$3,279.77(約459,168円)
日本株配当金合計:67,791円
配当金総合計:
👉 約526,959円(約52.7万円)
■ これから:日本株比率を増やし、配当金生活へ
今後は、日本株の比率をもう少し増やしていくつもりです。
理由は単純で、
- 為替リスクを減らしたい
- 税制的にも今後は日本株が優位かも?
- 配当のタイミングが読みやすく、安定しやすい
そして何より、配当金で生活するという夢に向けて、少しずつ現実が近づいてきている気がします。
■ 最後に
「配当金なんて雀の涙じゃん」と思っていた自分が、
数年かけて10万円を超える配当を積み上げ、
今では「どの銘柄を買えば年2万円増えるかな?」なんて計算している。
投資って、ギャンブルじゃない。
じわじわと、自分の人生の軸を太くしてくれる行動なんだなと実感しています。
これからも、地道に積み上げます。
配当金生活を、夢で終わらせないために。
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