はじめに
今年2月、自宅でできる腸内フローラ検査を受けてみました。
※検査結果は記事の後半に掲載しています。
約2年前から毎食欠かさず整腸剤を飲んでおり、「自分の腸内環境はきっと良いはず」と思っていました。
そんな中、テレビ番組で腸内フローラの特集を目にし、興味がわいて検査を申し込んでみることに。
実は、昔から「親父のトイレのあとは嫌だなー」と思うほど臭いが気になっていて、あれは腸内環境の悪さが原因だと勝手に分析していました。そんな経験から、自分は腸をキレイに保ちたいと、日頃から気をつけてきたつもりです。
整腸剤を飲み始めてからは、便の色が焦げ茶から明るい茶色へと変わり、形も理想的な「バナナうんち」に。
「これは自信あるぞ!」と、今回の検査でその確信を証明したかったのですが…
結果はまさかのC判定(A〜Eの中間)。
正直、「Bくらいは行くでしょ」と思っていたので、ちょっと悔しかったです。
「整腸剤だけじゃダメなの?」と感じた体験を、詳しくご紹介します。
検査の内容と費用:けっこう高いけど興味はあった
今回受けたのは、郵送でできる民間の腸内フローラ検査。
内容は便を採取し、ラボに送るだけ。分析結果はWebで確認できます。
- 費用:19,800円(税込)
→ 正直、検査費用としては高め。でも「一度はやってみたかった」が勝ちました。
分析された項目は意外と多い
検査結果では、以下のような菌のバランスやタイプが分析されていました。
- 腸内多様性スコア(菌の種類の豊かさ)
- 健康長寿菌
- 不摂生菌
- 痩せ菌
- 美容菌
- 便秘菌
- 運動菌
それぞれに簡単な解説とグラフがついていて、初心者でも分かりやすい構成です。
【具体的な説明や、改善案も書かれていました。】

結果は「C判定」=ごく普通。でも整腸剤飲んでるのに?
期待していたよりも正直パッとしない結果でした。
整腸剤を長期間飲んでいたため、もっと良い評価(AまたはB判定)が出ると予想していたのですが、現実は「C判定=平均的な状態」。
項目によっては「痩せ菌」「美容菌」がやや少なめで、「不摂生菌」はやや多めという判定。
「なんで?整腸剤飲んでるんだけど…」
と思った反面、サプリ頼みの生活の限界も痛感。
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腸内環境が良いと何が期待できるの?
今回の検査では、腸内環境が整うことで以下のような効果が期待できると説明されていました:
- 💩 快便になる(便通の改善)
- 🧘 精神が安定しやすくなる(腸と脳の関係)
- 🦠 感染症への抵抗力が上がる
- 🌿 アトピーやアレルギーの予防・緩和
- ✨ 肌がキレイになる(美容菌)
- ⚖️ 痩せやすい体質に近づく(痩せ菌)
腸内に影響する要素:整腸剤だけじゃ不十分
腸内フローラは以下のような複数の要因で変化します。
変えられない | 加齢、体質、過去の服薬歴など |
---|---|
変えられる | 食事内容、運動習慣、睡眠、ストレス管理、整腸剤など |
整腸剤は「補助的役割」にすぎず、腸内細菌の多様性を本当に保つには、日常の食生活や運動、睡眠の質の改善が重要だと痛感しました。
定期検査をすすめられたけど…うーん?
結果の最後に「数ヶ月ごとの定期チェックを推奨します」とありましたが、正直そこまではやらなくてもいいかなというのが本音。
理由はシンプル:
- 1回19,800円はやはり高い
- 人間ドックの便検査でも基本的な腸チェックはできる
- 日常の生活習慣が腸に与える影響のほうが大きいと実感
結論:整腸剤だけじゃ不十分。生活全体で腸を育てよう
腸内フローラ検査を通じて得た最大の気づきは、
「腸は全身の健康と強くつながっている」
「整腸剤は頼っても、生活習慣が腸を育てる」
ということ。
これからは、食物繊維の多い食事、軽い運動、睡眠の質向上、ストレス管理など、総合的に腸と向き合っていきたいと感じました。私の場合は、チーズのような発酵食品を摂取するよう勧められました。
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まとめ
- 19,800円は正直高いけど、腸内環境を知るには有用
- 結果は「C判定=普通」だったが、生活の見直しのきっかけに
- 整腸剤は補助。腸内環境は日々の積み重ねがすべて
- 定期検査よりもまずは人間ドックと日常習慣を優先
あとがき
腸は「第二の脳」とも言われます。
メンタル、肌、免疫力、体重、すべてに関係する重要な器官。
このブログを読んで、「ちょっと腸のこと考えてみようかな」と思ってもらえたら嬉しいです。
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