【地味だが筋が通っている】7銘柄から配当金2,058円受領|NISA口座の着実な収益源

2025年6月27日、NISA口座にて保有中の7銘柄から合計2,058円の配当金を受領いたしました。
金額は大きくないものの、構成は堅実で、配当水準・財務指標ともに評価できる内容です。
銘柄ごとの特徴と、現時点での立ち位置を整理します。


■ 配当金一覧と主要指標(2025年6月27日)

銘柄名配当金配当利回りPERPBR
東レ(3402)180円(20株)約2.1%約17倍約0.65倍
日本冶金工業(5480)360円(3株)約3.1%約9倍約0.45倍
アマダ(6113)434円(14株)約3.5%約12倍約0.7倍
マネジメントグループHD(6419)525円(7株)約3.4%約10倍約0.9倍
あかつき本社(8737)153円(9株)約4.9%約9倍約0.6倍
MIRARTH HD(8897)46円(2株)約4.3%約5倍約0.4倍
中部電力(9502)360円(12株)約3.3%約10倍約0.5倍

銘柄別レビュー


■ 東レ(3402)

日本を代表する総合素材メーカー。炭素繊維や水処理膜など、先端分野に強みを持つ一方、業績は長年横ばい傾向が続いています。
PBRは0.65倍と評価は低く、株価も低迷気味ですが、環境・インフラ関連の政策次第では再評価の可能性もあります。

配当利回り:約2.1% / PER:約17倍 / PBR:約0.65倍

→ 現在は材料株としての注目度は薄いものの、資産価値を見直す局面では候補となり得ます。


■ 日本冶金工業(5480)

ニッケル系ステンレスに特化した大手素材メーカー。高温耐性・耐食性に優れた高機能鋼材を扱い、電力・化学・自動車・半導体装置などへの供給実績がある。
製品分野はニッチだが、技術力に強みがあり、国内外の安定需要を背景に利益を積み上げている。

配当利回り:約3.1% / PER:約9倍 / PBR:約0.45倍

→ 株価は長期低迷が続くが、指標面では割安。業績次第で見直し買いが入る可能性があり、資源・素材セクター内では注目に値する一角。

→ 長期保有前提の分散投資先として組み入れる価値があります。


■ アマダ(6113)

板金加工機器を中心に、製造業向けの機械を展開する企業。国内外でシェアが高く、安定収益を維持しています。
配当水準は機械セクターの中でも良好で、財務体質も堅実です。

配当利回り:約3.5% / PER:約12倍 / PBR:約0.7倍

→ 成長性より安定性を評価すべき銘柄。下支えのある中配当株として継続保有に適します。


■ マネジメントグループHD(6419)

包装機・釘打ち機・医療機器ラベラーなどを展開する機械メーカー。国内中心の事業構成ですが、業績は安定しており、利益率も良好です。
目立たない企業ですが、ニッチ分野での実績は確かです。

配当利回り:約3.4% / PER:約10倍 / PBR:約0.9倍

→ ボラティリティは小さく、守りのポジションとして評価できます。


■ あかつき本社(8737)

証券事業を主軸とする中堅金融グループ。ディーリング収益や自己資本の厚さを活かし、配当還元にも積極的な姿勢を見せています。
小型株ではありますが、安定配当株としての需要があります。

配当利回り:約4.9% / PER:約9倍 / PBR:約0.6倍

→ 流動性には留意が必要ですが、ポートフォリオの収益底上げ役として機能します。


■ MIRARTH HD(8897)

旧タカラレーベン。分譲住宅事業に加え、太陽光発電などの再生エネルギー事業も展開。業績はやや不安定な面もありますが、配当水準は高め。
不動産+インフラの複合型企業としての強みがあります。

配当利回り:約4.3% / PER:約5倍 / PBR:約0.4倍

→ 事業の収益安定化が進めば、PBR水準の見直し余地もあります。


■ 中部電力(9502)

東海地方を中心に電力供給を担う電力大手。エネルギー価格の変動はあるものの、インフラ特有の安定感があります。
再エネや水素関連の投資も進んでおり、中長期視点では新しい展開も期待されます。

配当利回り:約3.3% / PER:約10倍 / PBR:約0.5倍

→ 配当を目的としたインカム投資先としては、今後も検討に値する銘柄です。


総括

受領配当金合計:2,058円(7銘柄)

中小型・インフラ・バリュー系を中心とした分散構成。
いずれも突出した成長性はありませんが、配当利回り、財務、指標面で一定の評価に値する銘柄です。
今後も業績推移を注視しながら、再投資候補としての位置付けを継続します。

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